第25回健康イベントとして握力測定を行いました。
日時を指定せず、測定したい方に随時お声がけしてもらうスタイルでの開催でした。
今回は参加者6名でした。
30台の母親と12歳の娘さんの親子での参加:母親は平均値でしたが娘さんは平均を超える値が出ていました。
70台祖母、40台息子、13歳お孫さん3世代での参加:いずれも年齢・性別ごとの平均値内の結果でした。
70台の左利きの男性は平均以上の結果でした。
皆さん、利き手の握力が強い結果となりました。
握力は手と腕の瞬間的に発揮できる筋力を表すだけでなく下肢の筋肉やその他の多くの部位の筋力との相関関係が高く、全身の筋力状態を知る指標になります。
握力の低下は日常生活に影響します。また、様々な病気の発症と関係します。
握力の経年低下が大きいほど死亡リスクが優位に上昇すると言われています。
握力の著しい低下により認知症になりやすくなるという報告もあります。
測定した方には握力低下予防のための手の運動を記載したリーフレットをお渡しして無理のない範囲で鍛えたりすることができるようにしています。
健康イベントは定期的に開催いたしますので、掴み難さや体力低下を感じている方等、待ち時間などに測定してみるのはいかがでしょうか?ご参加をお待ちしております。